私の大事な・・・
宝物。
手紙です。
家族からもらった手紙や、
昔お世話になった先生の手紙。
どうしても、どーしても。
捨てられません。
つらかった時期に頂いた手紙はとくに、読み返せば鮮明にあの頃を思い出すのに、
すてられません。
大事な文も、数秒で相手のケータイに届く今の時代。
キレイな封筒にしっかりと込められた想いは、
懐かしいとさえ思ってしまいます。
小学校の頃、母に手紙の書き方を教えてもらい、
明日も学校で会える友達に、封筒で手紙を送りました。
返事が来た時の、あの封筒をあける瞬間。
私は今、どなたかにお手紙をいただいても、
あの時と同じ、ドキドキした気分で封筒をあけます。
お返事を返せない方に頂くのはつらいですが。
先生。
先生?
私は今、たくさんの人にかこまれて生きています。
あの頃よりは、たくさん笑えてると思うょ。
信じられないでしょ。
一番の後悔は、先生にきちんと頭を下げて、お礼がしたかった事。
先生の手紙は、何度も何度も読んで、文覚えちゃいました。
返事を、書きたいです。
80円じゃ足りないくらいに、たくさん。
「丹生さんは強い子」からはじまる先生の手紙は、
ずっと私の宝物です。
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