君の言葉
私が言ってる文句って。
誰に理解してもらいたいと思ってたんだ。
そんな簡単なこと。
若旦那に教えていただいた。
祖父の葬式での手紙の一文。
じいちゃん天国は楽しいところですか。
天国には僕のばあちゃんの母さんと、犬のはなが居ます。
探してください。
じいちゃん、もう。痛みも苦しみもありません。
人は、みんな死にます。
長く生きる人もいれば短く生きる人もいます。
みんな違ってみんないいです。
9歳の。
この弔辞は、私に問いかけた。
「あなたはだれのために生きていくつもりなのか。」
私は答えよう。
誰のためでもなく。
私のために生きよう。それが、
きみのためになり、家族のためになる。
みなさんは。
忘れていないか。
お父さんと、お母さんだけを追いかけて育ったことを。
大好きだったことを。
見返りは。
人を死なす。
誰も。働いてくれと頼んでいない。
誰も。服を着てくれと頼まない。
誰も。そばにいてくれって言わない。
誰が悪いのか。
誰も悪くない。
もう。冬がそこにいます。何度寒いと言ったかな。
愛しているよ。
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